メンタルサンドバッグ

30代独身女、病人で働きたいニートの生活と本音をぶつけてます。

癌でだけは死んでやるわけにはいかない。

ガンになる夢を見ました。

一年とちょっと前、私は肺ガンで父を亡くしています。
父は当時企業関係の冤罪で警察や検察に取り調べを受けストレスの多い生活を送り、また自営業のため営業にも支障が出て健康診断に行くこともできない状態で、発覚したときは既に末期でした。
小細胞ガンだったので、カルセドという薬が合えば80%は治るはずだったのに、父は残りの20%にいました。
ガンとの戦いは、つらかったと思います。私たち家族もなんとか治ることを信じて、願って、支えました。
発覚から9ヶ月後、父は亡くなりました。
終末期は抗ガン剤を使っていないにも関わらず食事をほぼ受け付けず、母と泣きながら一口のスープを口に運ぶ様は目も耳も塞ぎたくなる光景でした。
私はガンになって手術で取りきれない場合は抗ガン剤をせずに死にます。

そんな私がガンになった夢を見ました。しかも余命幾ばくっぽいです。
なぜかまだ父がまだ生きていて、自分もガンの病床から私に何かできることを探してくれていました(そういう人でした)。

死ぬのは別に構いません。どうせ元々長生きはできないでしょう。腎臓が弱い家系なのに若い時分から薬ばかり飲んでいるので真っ先に腎臓がダメになると思います。
30年生きてきていいこともあまりなく、30年これで生きてきたのにこれからいいことがあるとは思えないので長生きしたいとも思いません。
でも、癌でだけは死ぬわけにいかない。
少なくとも、母の存命中は。

父の闘病生活は大部分母の献身によって支えられていました。台風がきても入院中、母は1日たりとも欠かさず病院にスープなど何か父の食べられるものを用意して看病に行っていました。
本当に父によく尽くしました。
壮絶な父の闘病生活の傍らにあった母を見ていると、多分私がガンになったら同じようにしてくれるのでしょう、と思います。
私にとって母は昔から毒気味であり、私がメンタル壊したのも幼少からの母の影響がないことはありません(決定的に体ごと壊れたのは色々積み重なった上に仕事場でのパワハラのせいなんですが)。
そんな母ですが、母なんですよね。あんな生活をもう一度させ、娘にまで先に死なれたら可哀想です。

死ぬのは構わない。でも母のために癌でだけは死にたくない。
夢の中でそう思いました。


あ、私、メンタルも体もダメで死にたいことはよくありますけど、決して自殺はしないと決めてます。
こっちは別に母のためではなく、死に損なったとき、自分で死ぬこともできなくなったときこそが地獄だから。自分のためです。
死に方に対する思いも色々です。


あー、本当は健康になって働きたいな。





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